第２章 風のおこり
みなさんこんにちは。今回は、わがNPO法人『新田の風』がいかにして立ち上がっていったのかについて、御説明を致します。
きっかけは、私が長野県上田市の『新田自治会』の役員になったことから始まります。当時私は、任期が２年間のいわゆる"ほっぺた回し”の役員になりました。内心「嫌々」ながら、「いま役員を務めれば、この先死ぬまでまわってこない」くらいの気持ちを持っておりました。
しかしながら、役員２年めの自治会の催し物である『祇園祭』の打ち上げの時のことです。弁当を頂いたら「さっさと帰るつもり」だったのですが、当時の自治会副会長の鈴木昌博さん（現NPO法人"新田の風”事務局長）から、「今年から裏方の人をひな壇に上げる」と言われ、気付けば上座に座らされておりました。
そこで周りの方々と雑談をしているうちに意気投合し、「このまま別れるのももったいない」という話から、３カ月に１度、有志が集まって懇親会（いわゆる飲み会）を行うことを決めたのです。
懇親会には.......
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