2016年06月号（創刊号）-1 vol.1では、医療経済研究機構客員研究員（東京理科大学経営学部教授）の坂巻 弘之氏による新連載「薬局、薬剤師を取り巻く環境変化」vol.1、長野県上田市でNPO法人『新田の風』の理事長を務める"い内科クリニック”井 益雄院長による新連載「住民主体の地域包括ケアシステム構築を目指して」vol.1、2016年４月２～３日にフランスで開催された「PHARMGORA PLUS 2016」le Futur de la Pharmacie」をイイジマ薬局の八柳 秀夫氏が詳報します。
坂巻 弘之氏は、1978年に北海道大学薬学部卒業、1992年慶應義塾大学大学院経営管理研究科（ビジネススクール）修了。1979年～1998年に国内外製薬企業にて臨床開発、経営企画、マーケティングに従事し、1997年～2006年慶應義塾大学医学部医療政策･管理学教室共同研究員、助手、2000年～2006年医療経済研究機構 研究部長兼主席研究員2006年５月財団法人医療科学研究所客員研究員、2006年10月名城大学薬学部臨床経済学教室教授等を経て、東京理科大学教授、医療経済研究機構客員研究員に至っている方です。国の医療政策にも深く関わっており、わが国を代表する有識者の１人として、その名を広く知られています。変革の波にさらされている薬剤師、薬局を取り巻く環境、そして今後の課題や目指すべき方向性などについて、本連載では鋭く、分かりやすく解説していきます。
"い内科クリニック”院長の井 益雄氏は、地域住民を柱に据えた包括ケアに取り組むNPO法人『新田の風』理事長を務める人物で、その先進・独自性は地域包括ケアシステムの１つの完成形として全国から注目を集めています。厚生労働省をはじめとした国からの視察も絶えることがなく、併せて全国の医療・介護関係者からの訪問も頻繁に行われています。連載ではNPO法人『新田の風』設立経緯や取り組み、今後の計画などについて説明するとともに、これまでの苦労や明日に向かった熱い思いをお伝えしていきます。
「PHARMGORA PLUS 2016」le Futur de la Pharmacie」を詳報する八柳 秀夫氏は、2007年熊本大学薬学部卒業、2009年に熊本大学大学院卒業した論客です。製薬会社固形製剤研究室での経験もあり、現在は長野県上田市のイイジマ薬局で勤務するとともに、上田薬剤師会薬局部に所属して地域医療の実践に邁進しています。鋭い視点と分析力を持ち、周囲からの期待も高い注目の逸材です。
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