春は眼の季節です。
春の海 ひねもすのたり のたりかな
ようやく春になりました。さて、春は、陰陽五行説では、木、肝臓、胆嚢、眼、爪、筋(膜)などと関連があります。
暦の上では、そろそろ土用に入り、「春」が終わってしまいますが、今回は「眼」をテーマに書こうと思います。
眼の薬と言えば、点眼薬がメインです。
一般用医薬品の点眼薬は、「一般点眼薬」「人工涙型点眼薬」「抗菌性点眼薬」に大きく分類されます。
そのうち、「一般用点眼薬」は、「痒み・アレルギー用」「疲れ目・かすみ目用」「目の充血用」に分けられます。
店頭では、「目がかゆい」「充血している」「目が疲れる・かすむ」「目がかわく」「目やにが出る」「コンタクトの違和感」「ものもらい」などの相談が多いです。
店頭での相談のなかで、注意する事項は、「急に視力が落ちた」「視野が狭い・一部欠けている」「激しい痛みがある」です。
こういった相談の場合にはすぐに眼科への受診勧奨をしています。
また、最近は40代以上の方は隠れ緑内障の方が多いとのことですので、40代以上のお客様には、一度眼科へ受診して眼圧をチェックしてもらうようにおすすめしています。
それから、糖尿病やステロイド治療を受けている方や長期的に使用経験がある方も定期受診をするようにアドバイスしています。
最近のトレンドとしては、高級志向のパッケージや価格も高めに設定されているものが人気のようです。
さて、点眼薬に含まれる成分を症状別に紹介していきます。
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