第16回(最終回)~経営者が目指す地域包括ケア拠点薬局とは
中小企業診断士 平田雄一郎
平成28年度調剤報酬改定は、過去に例のない大きな変革であった。
かかりつけ薬剤師制度等も新設され、地域包括ケアシステム推進に向けての薬局の役割が大きくクローズアップされた。
しかし、調剤報酬改定の影響を受けて、それぞれの薬局の機能や役割は大きく変化した。変化に対応できる薬局や変化に対応できない薬局が明確化されつつあり、薬局経営は大きな変革期を迎えている。場合によっては、今後の経営に影響するケースもありそうだ。
大切なことは、経営者が目指す薬局の在り方である。
今後、どのような薬局を描いていくのかを明確化して、具現化することが必要だろう。
具現化するためには、具体的な取組を決めていくことが求められる。
ここで、そのための1つの考え方を提案したい。
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