カフェインはコーヒー、紅茶、緑茶、コーラ、栄養ドリンクなどさまざまな飲料に含まれている。
また、キサンチン系製剤の1つでもあり片頭痛の治療薬として用いられたりもする。
因みに、喘息などに対して用いられる気管支拡張剤であるテオフィリンもキサンチン誘導体でカフェインと類似構造をしている。
薬理学的には、キサンチン系製剤は中枢神経興奮、利尿、強心、平滑筋弛緩作用がある。
従って、眠気や倦怠感をおさえたり、血管が拡張して起こる頭痛や脳圧が上昇して起こる頭痛(片頭痛、高血圧からくる頭痛等)に効果を発揮するなどといった側面がある。一方で、過量に摂取すると震え、めまい、動悸、不眠、興奮などが生じうる。
1、妊娠中のカフェイン摂取と致命的転帰の関係性 果たして妊娠中にカフェインを摂取していると乳幼児が致命的転帰を辿る可能性があるのだろうか。検討された研究を紹介していこう。
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