健康サポート薬局を考える
金城学院大学教授 大嶋 耐之
先日、株式会社クラレから「将来就きたい職業」「親の就かせたい職業」に関する調査結果が発表されました。
それによると薬剤師は、男子の場合、2010年小学校入学時、2016年小学校卒業時の「将来就きたい職業」「親の就かせたい職業」ともにトップ10には入っていませんでした。また、この10年間「将来就きたい職業」のトップ20にもランクインされず、「親が就かせたい職業」においては10年前16位、5年前10位、昨年9位、今年12位と変遷してきました。
女子の場合は、「将来就きたい職業」が小学校入学時には過去10年間トップ20にも入っていませんでしたが、2016年卒業時には4位となっています。「親の就かせたい職業」では10年前6位だったのが、この5年間は2位~4位を維持しています。女子の親からすれば、手に職を持ち、買い手市場の薬剤師像が見えているのかもしれません。
一般市民から薬剤師はどう見えているのでしょう?
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