2016年07月号-1 vol.5では、医療経済研究機構客員研究員(東京理科大学経営学部教授)の坂巻弘之氏による〔連載〕薬局、薬剤師を取り巻く環境変化 第2回「平成28年度調剤報酬改定を考える-かかりつけ薬剤師を中心に」、金城学院大学教授・大嶋 耐之氏による待望の新連載「健康サポート薬局進化論~顔のない薬局から必要とされる薬局へ」、そして神奈川県横浜市で開局する薬局・薬剤師のHOLLY_hisayo氏の「OTC医薬品トリビア論」vol.2をお届けします。
坂巻 弘之氏は、1978年に北海道大学薬学部卒業、1992年慶應義塾大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)修了。2000年~2006年医療経済研究機構 研究部長兼主席研究員2006年5月財団法人医療科学研究所客員研究員、2006年10月名城大学薬学部臨床経済学教室教授等を経て、東京理科大学教授、医療経済研究機構客員研究員に至っている論者です。国の医療政策にも深く関わっており、わが国を代表する有識者の1人として、その名を広く知られています。連載「薬局、薬剤師を取り巻く環境変化」第2回では、平成28年度調剤報酬改定を考える(かかりつけ薬剤師を中心に)と題して、かかりつけ薬剤師へと舵を切る国の方向性を、調剤報酬改正の視点から読み取ります。
大嶋 耐之氏は、医学博士はもとより薬剤師、衛生検査技師、研修認定薬剤師、スポーツファーマシスト、日本医療薬学会認定薬剤師、日本医療薬学会指導薬剤師など、さまざまな資格と知識を併せ持った金城学院大学薬学部教授です。多くの視点から問題点や課題を浮き彫りにする同氏は、他者では気付くことの出来ない小さな矛盾や瑕疵を鋭く見抜きます。本連載では同氏から見た「健康サポート薬局」「かかりつけ薬剤師」「在宅医療」の課題、あるべき姿を解説します。
HOLLY_hisayo氏は、神奈川県横浜市で祖母の代から続く薬局で地域医療に貢献する管理薬剤師。大学等での講演も多く、地域薬剤師会等では重要な役職を担って職能の向上や牽引役を果たしています。八面六臂の活躍を見せる同氏も、最近では少しお疲れ気味。パクチーの効いたアジアン料理で、ジメジメとしたこの季節を乗り切っています。vlo.2となるトリビア論では、同氏が取りまとめた図表などを用いて、分かりやすく解説をしています。薬剤師の知識として欠かせないOTC医薬品のトリビアで、患者様や地域住民の方々と良好な関係を築いてください。好評連載中です!
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