いそがしく 時計の動く 師走哉
さて、今回も前回に引き続き、「オーラルケア」について書きたいと思います。
かかりつけ薬局・薬剤師として、セルフメディケーションの第一歩として関わりを持つきっかけになれば幸いです。
今回も入れ歯のケア用品をテーマに書いていきます。
前回は、洗浄剤について書きましたが、今回からは安定剤について書いていきます。
歯科医師にうかがうと、従来は安定剤の使用について、歓迎されていませんでしたが、最近では、使用者の状態(寝たきりや認知機能の低下、心身の特長など)で入れ歯の型を取ることが困難なケースが多く、なかなか新しい入れ歯を作成できない場合もあるので、入れ歯の安定剤に対するイメージが変わってきて、おのおのの状況や入れ歯にあった安定剤を上手に利用するようにとおっしゃる先生も多くなりました。
前回の洗浄剤同様、入れ歯の素材により、使用が制限される製品もあります。
まずは入れ歯を作ってもらった歯科医師の指示に従って使用することを勧めなければいけませんが、特に制限がない場合には、以下の選択のポイントを参考にしてください。
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